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更新日 2010-09-28 | 作成日 2008-02-07

グリップを細くする

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グリップを細くする

人から譲り受けたとか、太いと感じるようになったとか様々な理由でグリップを細くできないか?との問い合わせが、月に何件もございます。細くするメリットとしては、ボレーの際にグリップチェンジがしやすくなるとか、スマッシュやサーブにおいて、手首を効かせやすくなる等。デメリットとしては、握力が少ない方だと、面ブレを起こしやすくなる、さらに少しトップヘビーに感じられるようになる可能性?..が挙げられます。
 そんなご希望にハウディはお応えしますが、次のような場合は細く加工することはオススメしません。それは、成人男性が自分の使っていたラケットを、彼女あるいはお子様に使わせようという場合です。たぶん、そんなラケットのほとんどは、新しい使い手にとって、重い又は飛ばないラケットになり、細くしたところでちっともいい道具にならないことが予測されるからです。

3つの方法

改造は3つの方法で可能です。
1 「再成型」今のグリップ内部の発泡ウレタンを全て取り除き、新しく発泡し直す方法です。発泡のモールド(型)には[Wilson][YONEX][DUNLOP][PRINCE][HEAD]の用意があり、それ以外のメーカーの場合は、上記のモールドに若干手を加え、精度良く形を復元します。この場合、発泡密度と中にインサートするウェイトのコントロールにより、ほぼ同じ重さ、バランスで作り替えができます。費用は、税込み¥6,500。
時間は預かってから約10〜13日をいただきます。この金額は長さを変えない場合であり、長さをロングにする場合はさらに¥2,100アップします。この方法ですと、一番外側に発泡させた硬い部分が成型されるわけですから、衝撃吸収なども、オリジナルかもしくはそれ以上の性能が期待できます。例えれば、カルメ焼きです。
 さらに、この方法の特典として、希望があればグリップの形状を変えられます。それは、例えばWilsonをHEADのグリップ形状に変えるというようなことが可能です。
2 「削り」もう一つは発泡ウレタン部を削って細くする方法であり、この場合、シャフト近く(グリップ長辺側の上部1/7)はどうしても削りが甘くなりがちです。ダブルハンドのプレイヤーでしたら、本来シャフト近くはエンドキャップ辺りと比べ、ほんの気持ち細身に仕上げてとの要望を全日本選手からはいただくこともある位です。出来上がりが理想にくらべ95%レベルでありますことを考慮下さい。シングルハンドのプレーヤーなら全く問題はありません。かなりのお客様は、それで満足頂いてますが..こちらは費用がバランス取りなしで¥3,150(ハウディで購入いただいたラケットのサポート料金)〜¥4,400(当店お買い上げでないラケットの場合の金額)期間は4〜5日ほどいただきます。1の方法と比べ、欠点は精度がやや落ちることと、本来外側が硬いはずの発泡芯を削るわけですから、表面は少し柔らかな面が出てくるということです。その理由により、サイズを2ダウンすることはオススメできません。

3 「レザーで薄く」よくお客様でやっちゃってるのが、もとのレザーを剥がし、グリップテープ一枚だけですましちゃうってのがあります。が、これは例外なくテープがグリップのエッジ部ですり切れますし、おまけに衝撃の面でも薦められません。いわば、イスのクッションを取っ払って、ハンカチ一枚で座ってるような物。これじゃ快適とはほど遠いでしょう?
 でも、あとちょい細ければいい方。例えるなら3が2.3くらいになればいいって方なら、そのための極薄レザーも用意してあります。これはキモニー社のテクニレザー、本革で厚さは0.8mm。もうちょい厚くてもいい方なら、PACIFIC社のヒット商品。SMASH GRIP人工レザーでちょいクッションもあり、厚さは1.5mm。普通のレザーは1.9mmあるんですから、はっきりと細くなったことを実感できます。

必須のオプション

方法2を選ばれた場合に、バランス取り〜削ったためにグリップから失われた重さをグリップに戻す作業〜は必須と考えます。ただでさえ、トップへビーに感じられるようになるハズですので、これは必要です。大体5〜8gをグリップ内部に戻します。
 方法の1、2どちらの作業も希望のサイズのエンドキャップ単体価格とその取り替えで¥735がプラスされます。
 それと、使い込んだレザーをまた再利用する前にリフレッシュも考えませんか?あきらかに新品時より薄くヘタっているはずですから、この際に新品にまき直しましょう。なんせ、プレイヤーとの接点はここだけですから。レザーは人工物でしたら¥1,155〜¥1,575です。ご自分で巻き替えられない方は、もちろんお任せ下さい。工賃は¥315です。
ラケットを複数本お持ちで、こだわりがある方は、同一性を取るために、基準になさりたいもう一本のラケットを持参下さい。一度、バランスや重さ、グリップサイズの測定をしてから返却します。持ち帰りたい方は、事前に予約が必要です。ラケットをおいて帰れる方と、基準にしたいもう一本をお持ちでない場合は、予約の必要もありませんから、水曜以外はいつでもお越し下さい。

細くできない例

YONEXのV-CONシリーズのようにラケットのグリップ部がいわゆる一体成型品(ワンピースモールド)でできているものや、昔のプリンスのようなクッショニング・グリップ(ゴムグリップ)のようなものは、削りができないばかりか、再成型すら出来ないモノもあります。できるかどうか、確かめたければ、レザーを2cmも剥がせば、表面の色で僕たちにはわかります。一度問い合わせ下さい。蛇足ですが、YONEXのラケットだけは、さすが国内生産ですから、グリップの再成型をメーカー依頼でやってくれます。費用は約¥5,000。キャップ代も含まれますからリーズナブルですね。また、HEAD社も、パレットシステムというカーボンのシャフトを、上下の型で、鯛焼きみたいにサンドイッチする方式ですから、これまたメーカーさんで1〜4までのどれにでも、サイズ変更が出来ます。まだ確認してないですが、例のSPEEDシリーズが、Wilson社みたいな通常の形状になってますから、ひょっとすると他のHEADラケットに、そっちの形状のグリップをサイズ変更と合わせ、換装することも可能かもしれません。これも、HEAD社に依頼することが可能です。本当は、そのパレットごと店に送ってと交渉したんですが、PL法の絡みで断られました。

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