フレームを重くする
ラケットを重くする。
ラケットが不特定多数に向けて作られている以上、プレイヤーによってはお持ちのラケットが軽く感じてくることはよくあります。それは、スウィングが振り切れるようになったという意味では喜ばしいことでもあります。または、すでに所有しているラケットと新たに入手したラケットの重さやバランスにずいぶんと差のある例もあります。それなら、ものは試し、重くして使ってみましょう。
トップを重くしたい場合には、フレームにウェイトを貼れば、事は済むんですが、全体を重くしたい場合にはそう簡単にはいかないことも多いです。
このページでは、仮に12gを重くしたいリクエストに沿って説明します。単に、フレームにウェイトを貼っただけではトップヘビーになってしまいます。各部位に均等に重りをバランスさせるため、先にフレームにウェイトを3g貼る加工を行いました。その後に重さの約2/3..つまり9gをグリップ内部に装着します。トップにのみ重さを集中させず、フレーム全体に重さを均等に分配させるための方法です。静的バランスだけを見ると、このやり方でなくフレームのヘッド寄りと、グリップ内部にそれぞれ同じ重さを加えるべきと言う反論もあるでしょうが、スィングウェイトの観点からはグリップ内の重さはあまり数値に影響しないのです。
トップを重くしたい場合には、フレームにウェイトを貼れば、事は済むんですが、全体を重くしたい場合にはそう簡単にはいかないことも多いです。
このページでは、仮に12gを重くしたいリクエストに沿って説明します。単に、フレームにウェイトを貼っただけではトップヘビーになってしまいます。各部位に均等に重りをバランスさせるため、先にフレームにウェイトを3g貼る加工を行いました。その後に重さの約2/3..つまり9gをグリップ内部に装着します。トップにのみ重さを集中させず、フレーム全体に重さを均等に分配させるための方法です。静的バランスだけを見ると、このやり方でなくフレームのヘッド寄りと、グリップ内部にそれぞれ同じ重さを加えるべきと言う反論もあるでしょうが、スィングウェイトの観点からはグリップ内の重さはあまり数値に影響しないのです。
重くする方法の紹介
カスタマイズは以下の5つの方法で可能です。
1 松仕様です...「再成型」
今のグリップ内部の発泡ウレタンを全て取り除き、新しく発泡し直す方法です。発泡のモールド(型)には[Wilson=Babolat],[YONEX],[DUNLOP],[PRINCE],[HEAD]
の用意があり、それ以外のメーカーの場合は、上記のモールドに若干手を加え、精度良く形を復元します。この場合、発泡密度と中にインサートするウェイトのコントロールにより、希望の重さ、バランスで作り替えができます。費用は、¥12,410(+税)。これには工場からお客様の元へ送り返す送料が含まれています。
の用意があり、それ以外のメーカーの場合は、上記のモールドに若干手を加え、精度良く形を復元します。この場合、発泡密度と中にインサートするウェイトのコントロールにより、希望の重さ、バランスで作り替えができます。費用は、¥12,410(+税)。これには工場からお客様の元へ送り返す送料が含まれています。
時間は預かってから約14〜21日をいただきます。この金額は長さを変えない場合であり、長さをロングにする場合はさらに¥1,817(+税)アップします。この方法ですと、一番外側に発泡させた硬い部分が成型されるわけですから、衝撃吸収なども、オリジナルかもしくはそれ以上の性能が期待できます。例えれば、カルメ焼きです。
さらに、この方法の特典として、希望があればグリップの形状を変えられます。それは、例えばWilsonをHEADのグリップ形状に変えるというようなこと、あるいはグリップを細く太く加工も可能です。もちろん、グリップ部の重さだけで足りない重さはフレームに貼り付けます。
さらに、この方法の特典として、希望があればグリップの形状を変えられます。それは、例えばWilsonをHEADのグリップ形状に変えるというようなこと、あるいはグリップを細く太く加工も可能です。もちろん、グリップ部の重さだけで足りない重さはフレームに貼り付けます。
この成形の際に、衝撃吸収FLAXを内臓することも(厚さが太くならない)、重さやバランスを調整することも可能です。
2 竹仕様です...
「グリップ内にシリコン充填」
これが本命お薦めです。写真を見れば解ると思います。ほとんどは、中空になっています。
エンドキャップの蓋を外すとエンドはこんな具合
シリコンをエンド内に注入します。25gアップだって余裕!もちろん欲しい重さがもっととなればフレームにも貼り付けます。
完全硬化までに時間がかかりますので、充填後、1から2日間は使わず
ヘッドを下にして、グリップ部が上を向く状態で保管願います。ラケット全体の重さを上げるにはまだ重さ不足なので
フレームの3時,9時にウェイトを貼ります。
エンドキャップの蓋を外すとエンドはこんな具合
シリコンをエンド内に注入します。25gアップだって余裕!もちろん欲しい重さがもっととなればフレームにも貼り付けます。
完全硬化までに時間がかかりますので、充填後、1から2日間は使わず
ヘッドを下にして、グリップ部が上を向く状態で保管願います。ラケット全体の重さを上げるにはまだ重さ不足なので
よく一般のお客様の中に、トップ過ぎずグリップエンド過ぎない真ん中に重りを貼れば最適だろうとヨーク部に貼る方がいらしゃいますが、センター=中心軸周辺に重さを加えるのは、結果フレームサイドの重さが減少することになりますので、ブレやすいラケットになってしまいます。ヨーク部にはお薦めしません!
3 梅仕様です...
「ウェイトを貼る」
一つはレザーを剥がしたのちにグリップの長辺方向にウェイトを貼る方法。または、エンドキャップの蓋を外して底面にウェイトを貼り付ける方法です。前者は貼り付けることにより、太さが微妙に太くなりますし、レザー交換の際に剥がれることも。後者は、グリップの太さに影響しないという意味ではお薦めの方法ですが、キャップの装着位置がウェイトの厚みで押し出され、長さがわずかですが長くなり、バランスが先重傾向を作り出します。
4 実はもう一つ松使用のプランBが..
ラケットをロング加工する
重りをフレームにつけなくても、0.5インチロングにするだけで、スイングウェイトが+25±、1インチロングにするだけで、スイングウェイトが+30±増やせます。
ただし、これも費用がかなりかかりますのでそこはご検討下さい。
ラケットを長くするのページに飛ぶ
5 番外編です...
「キャップエンドにコイン」
試しにテストするには、最も簡単かと..。
どれくらい重りをグリップにつけたらどういうラケットができあがるか試してみて下さい。あくまでも暫定の方法です。
エンドにコイン..¥500硬貨は7g。¥100,¥50硬貨は4.5g。¥10硬貨でも4gあります。これを両面テープでもいいんで、キャップの外側に貼ります。もちろん、正式試合だと、飛んでいってネットに当たっても警告、失点の対象ですし、まして紛失したら泣きたくなりますが..。ただし、終わったらすぐに外さないと罰されるかも。
貨幣損傷等取締法で硬貨を損傷させることは禁じられています。あくまでも重くしたらどうなるかを体験するにとどめてください。
お預かりしたときのBefore Afterの
データ報告書が添付されます。
金額的には、装着する重さにより加工工賃¥1,000〜¥4,200(税抜き)
ハウディ登録ラケットの場合は¥800〜¥3,600(税抜き)
ハウディに
フレームを重くする
カスタマイズ
を依頼されたいときは
右のオーダー書をご利用下さい。
.pdfファイルと.jpgファイルを用意しました。
こちらで申し込まれ、見積もりを聞いてから
ご検討下さい。
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